2017年8月24日

オーク(ナラ / 楢)

オーク(ナラ / 楢)商品一覧

ユニタイプ

乱尺タイプ

一枚ものタイプ

ヘリンボーンタイプ

パーケットタイプ

価格は1箱あたりの金額を表示しております。商品によって梱包入数が異なりますのでご確認くださいますよう宜しくお願い致します。

オーク(ナラ / 楢)とは

オーク(ナラ / 楢)は北東アジア大陸産のミズナラを中心に欧州産、北米産のホワイト・オーク、レッド・オークなどの種類があり、日本ではどんな家具や建具にも合わせやすいため、もっとも馴染み深く飽きのこない樹種として定番の無垢フローリングとして様々なシーンで利用されています。
また国産でも北海道産のオーク(ナラ / 楢)を「道産ナラ」と呼び、その希少価値から無垢フローリングでも非常に人気があります。
その人気の高さからプリント合板のフローリングやPVC(ポリ塩化ビニル)フローリング、家具、建具などでも頻繁に利用されており、最も見慣れている杢目と云えるでしょう。

オーク(ナラ / 楢)の虎斑

オーク(ナラ / 楢)の特徴のひとつとして虎斑(とらふ)があり、丸太を柾目で木取りをしたときのみに現れます。
樹木の中心部分から放射線状に栄養分を蓄えている「放射組織」で、周りの組織と密度が異なるため光沢感があり、銀色にも見えるため「銀杢(ぎんもく)」とも呼ばれているそうです。
オーク(ナラ / 楢)の無垢フローリングをご購入されて、この虎斑が傷や接着剤をこぼした跡ではないか…と心配される方が時々居ますが、むしろ虎斑が多いと云うことは栄養分を蓄えている組織が多く良材であるとも云え、また柾目で木取りされている部分なので伸縮も小さく良い無垢フローリングと云えるので不良品などではありません。
かの有名なアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト氏もこの虎斑の美しさに魅了され、氏の作品でもある帝国ホテルの調度品や内装材にもオーク(ナラ / 楢)を利用したと云われています。
因みに現在では帝国ホテルは正面玄関部分のみが博物館明治村に移設されているそうです。

ナラは入手困難に…

杢目が詰まった良質なオーク(ナラ / 楢)は北海道産から中国北部、ロシアにかけて生育するナラ(モンゴリナラ[Mongolian Oak])ですが、アッシュ(タモ)と同様の状況で、2014年4月から「中国黒竜江省及び大興安嶺全域における天然林伐採を全面禁止する」と云う通達が中国政府よりあり、またロシアのタモ(ヤチダモ:マンシュウトネリコ[Manchurian Ash])・ナラ(モンゴリナラ[Mongolian Oak])材は、ワシントン条約付属書Ⅲによって制限されているため生産量は極端に減っています。
その代替品として近年北米産、欧州産のホワイト・オークが増えつつありますがナラと比較してやや杢目が粗いものが多くなっております。

オーク(ナラ / 楢)の経年変化

オーク(ナラ / 楢)もまた黄白色系の樹種らしく、少しずつ黄色味が増して、年月を経るに従って飴色へと変化していく樹種です。
無塗装のオーク(ナラ / 楢)のやや灰色がかったような風合いを持続させたい場合は、少しホワイトを加えたクリアのオイルで塗装をすることによって色調変化を抑えることも可能です。

オーク(ナラ / 楢)のウンチク

オーク(ナラ / 楢)をウイスキー樽に使う理由

オーク(ナラ / 楢)導管孔内に「チロース」と呼ばれる繊維構造があり、樽として使用しても液漏れが起きないためウイスキーの醸造樽としても有名です。
同じオーク(ナラ / 楢)でも種類、産地の違いによって含まれているタンニンやポルフェノール類、その他の成分が熟成後の芳香、味わいに影響します。
熟成樽に使用されるオーク(ナラ / 楢)は大きく分けて「アメリカンオーク」と「ヨーロピアンオーク」の2種類に大別されます。
「アメリカンオーク」に使用されるオーク(ナラ / 楢)はケンタッキー州、ミズーリ州を中心に樹齢約80~100年生の「ホワイトオーク」を使用し、主にバーボンウイスキーの熟成に使われ、バニラやトロピカルフルーツのようなフローラルな芳香になると云われています。
「ヨーロピアンオーク」には「セシルオーク(フレンチオーク)」や「コモンオーク(リムーザンオーク)」が使用され、主にワイン樽になりますが、近年スコッチウイスキーの熟成にもよく使われており、ドライフルーツやシナモンなどの芳香になると云われています。
また「ジャパニーズウイスキー」にはミズナラが使用されており、「アメリカンオーク」や「ヨーロピアンオーク」とも異なるオリエンタルな芳香で世界的に注目されているそうです。
因みにレッドオークはチロースが未発達のため、液漏れが発生してしまうので樽には使用できません。