チェスナット(クリ / 栗)
チェスナット(クリ / 栗)
チェスナット(クリ / 栗)[Chestnut]は古来より日本では家屋の土台や寺社仏閣の構造材、鉄道の枕木として用いられ硬い木として有名な樹種です。
国産のチェスナット(クリ / 栗)は昔から鉄道の枕木として重用されてきましたが、年々減少しており、現在では一部の鉄道を除き木の枕木はケンパスが主流となってきており、国産のチェスナット(クリ / 栗)はその硬さと美しさから現在では家具や無垢フローリングなどに用いられる方が多くなっております。
チェスナット(クリ / 栗)の色調はオーク(ナラ / 楢)やアッシュ(タモ)と酷似した黄白色ですが、オーク(ナラ / 楢)ような虎斑はなく、杢目は明瞭ですがアッシュ(タモ)程ではありません。
只、実際にこの3樹種を扱っているフローリング工場ではチェスナット(クリ / 栗)ユニフローリングのジョイントにオーク(ナラ / 楢)が混じっていた…なんてこともあるほど小さなピースで見るとその差は分かりにくいものです。
大きな違いは使い込んで経年変化をしてからで、チェスナット(クリ / 栗)はタンニンを多量に含んでおり、年月を経る従い深い栗色のような色調変化をしてオーク(ナラ / 楢)やアッシュ(タモ)よりも濃くなります。
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