アフリカン・パダウク(花梨)

先日のベトナム出張で得てきた情報。
数年前から入手困難材として多くのバイヤーが探している花梨の代替品として注目されているアフリカの花梨について。

現在、日本国内に流通している花梨の無垢フローリングの殆どがラオス産の花梨材をベトナムで製材した商品です。
ようやく中国の景気が一段落したので以前ほど急激な上昇ではありませんが、特に「本花梨」と呼ばれるラオス、カンボジア産の一枚ものや幅広材は高値安定で非常に入手困難な状況になってきております。

因みに花梨にはインドネシアのリングア、フィリピンのナーラ、ミャンマーのプラドゥー、東インドのアンボイナなど東南アジアに様々な種類がありますが、ナイジェリア、カメルーン、ザイールなど西アフリカにも同種のアフリカン・パドウクと云う木があります。
文献によっては東南アジア産の花梨を本家本元の『本花梨』として区別しているようですが、あくまで商業的名称東南アジアの『本花梨』もアフリカの『花梨』もマメ科Pterocarpus属の広葉樹です。

今回はその西アフリカ産の花梨、アフリカン・パダウクをご紹介致します。

アフリカン・パダウク(花梨)

東南アジアの本花梨に比べて色調は赤みが強く少し肌理が粗いようですが、そもそも花梨をあまり知らなければ見た目の違いは殆どありません。
只、ハッキリとわかる違いはその気乾比重で、東南アジアの花梨は0.81~0.9、アフリカン・パダウクは0.63~0.9となっており、花梨だと思って持ち上げると拍子抜けするほど軽いです。
まぁ貼ってしまえば気乾比重の違いは体感しづらいコトなので見た目が問題なければラオス産の花梨よりも低価格で、更にアフリカ材のブビンガやアフゼリアよりも安いので良いかも知れません。

アフリカン・パダウク(花梨)

今のところエコロキアで仕入れの予定はありませんが、近い将来本花梨が更に入手困難となったときには脚光を浴びるかも知れませんね。

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