無垢フローリングの劣化

無垢フローリングは紫外線や空気に触れることにより色調変化をしたり経年変化をしますが、一番劣化しやすいのは水分を含んでしまった場合です。

特にバルコニーやお庭へアクセスする掃き出し窓の部分は雨に当たりやすく、一度水分を吸ってしまうと導管が開いてしまい、以降他の部分よりも水を吸いやすくなってしまいます。

今回、補修させて頂きました西宮市に一戸建てでも前入居者様が雨の日に窓を閉め忘れたのか、もしくは結露の水分を放置したのか掃き出し窓周辺のオークの無垢フローリングは劣化が激しく、オイル仕上げをしても水を簡単に吸い込んでしまいます。

そのため、掃き出し窓周辺だけ耐水性を向上させなければなりません。

しかし何かを塗ることで他の部分と色の差が出てしまっては元も子もないため、今回使用したのはターナー色彩のESHA 蜜ロウワックス。

ラベンダーオイルが配合されており香りも良く、水はじき抜群。

当然、この蜜ロウワックスは一生ものではありませんので、半年に1度ぐらいのペースで塗っておいた方が無難です。

このお庭への掃き出し窓周辺とトイレや洗面所など撥水性を必要とする場所を全て塗装を施して本日の施工完了。

無垢フローリングの仕上げは使用する場所、用途などに応じて様々な種類の自然塗料、場合によってはウレタン塗料など適切なものを選んで使用することで末永く、美しく保つことができますので、無垢フローリングの仕上げに困ったらご相談下さいね。

また今回のように劣化してしまったからと云ってもまだまだ蘇らせる術がありますので諦めずにご連絡下さい。

無垢フローリング・ウッドデッキ専門店
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