無垢フローリングの施工時のスペーサー

無垢フローリングの施工時に最も注意する必要があるのは無垢フローリングの含水率による膨張と収縮です。

そのため無垢フローリングの施工をする季節や施工現場の立地条件、樹種、形状などを考慮してスペーサーを用いて施工しなければなりません。

無垢フローリングの施工が難しいと云われて職人さんが嫌がる一番の要因は、この無垢フローリングの膨張と収縮を考慮してスペーサーを挟みながら施工しなければならない点です。

無垢フローリングの樹種や幅、形状によって違いがあるため一概にスペーサーはこの大きさで大丈夫とは云えませんが、通常、PPバンド1枚分程度ですので約0.5～0.6mm程度です。

これから乾燥する季節ですので、無垢フローリングが収縮しており、これが来年の梅雨の時期になると膨張して丁度ピッタリ収まる程度の空間が必要です。

もしスペーサーをせずに無垢フローリングの膨張の逃げがないと床が盛り上がったり、無垢フローリングが割れたり、反ったりとトラブルの原因となります。

乾燥する時期の無垢フローリングの施工は充分に注意して下さい。

特にオークの幅広無垢フローリングでRC造のマンションでの施工は要注意ですよ。

無垢フローリング・ウッドデッキ専門店
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