メープル(カエデ / 楓)とは

美しく独特な杢目

メープル(カエデ / 楓)メープル(カエデ / 楓)は淡い色調と特徴的な杢目でフローリングだけでなく家具や装飾品、特にギターなどの楽器として幅広く愛用されてきました。
特に鳥眼杢(ちょうがんもく)と云う小鳥の眼があつまったような杢目があるものは、「バーズアイメープル」と呼ばれ珍重されており、その他にも虎杢(とらもく)「タイガー」、縮杢(ちぢれもく)「フレイム」、玉杢(たまもく)「キルテッド」など特徴的な杢目があり、更にその玉杢「キルデット」も横長に伸びれば「ソーセージ・キルト」、階段状に伸びれば「エンジェル・ステップ」、羽のよう両サイドに広がれば「エンジェル・ウイング」と細分化され、楽器などの装飾に人気があります。

ハードメープル、ソフトメープル

無垢フローリングに使用されているメープル(カエデ / 楓)は国産のイタヤカエデと同種の主に中国を産地とするメープル(カエデ / 楓)が主流でしたが、近年伐採規制の影響でヨーロピアンメープルことシカモアや北米産のメープル(カエデ / 楓)も流通しています。
この北米産のメープル(カエデ / 楓)は硬さによってハードメープルとソフトメープルに分けられており、ハードメープルはカナダの国旗やメイプルリーフ金貨などにも描かれているサトウカエデ、ソフトメープルはレッドメープル、シルバーメープル、ボックスエルダー、ビッグリーフメープルなどを指します。
因みに木材業界ではイタヤカエデをカエデ材、北米材をメープル材、そしてヨーロッパメープルは厳密にメープルとは樹種が異なるためシカモアと呼び区別されています。

メープル(カエデ / 楓)の特徴

メープル(カエデ / 楓)は前述したように様々な杢目を持つ樹種ですが、右図のラスティックグレードのように様々なキャラクターも持ち合わせており、黒っぽいかすりや色差、そして年輪の中心部分の髄心などが含まれており、杢目と合わせて非常に面白い表情を見せてくれます。

メープル(カエデ / 楓)の経年変化

メープル(カエデ / 楓)の経年変化メープル(カエデ / 楓)は同じ白系の無垢フローリングであるバーチ(カバ / 樺)と同様に経年変化することによって少しずつ黄色味を増して飴色へと変化します。
もしメープル(カエデ / 楓)を白系のまま色調変化を抑えたい場合は、少しホワイトを加えたクリアのオイルで塗装をすることによって色調変化を抑えることも可能です。

メープル(カエデ / 楓)のお勧めポイント

今までメープル(カエデ / 楓)の無垢フローリングを選ぶ方はふたつの理由に分けられます。
ひとつ目の理由は「明るく丈夫で傷が付きにくい無垢フローリングが欲しい」と云う理由で、この希望を満たす樹種は自ずとメープル(カエデ / 楓)が選ばれるでしょう。
そしてもうひとつの理由は楽器、特にエレキギターに興味のある方はメープル(カエデ / 楓)にはマホガニーやアルダーとともに思い入れがあり、メープル(カエデ / 楓)の持つ魅力的な杢目の数々やシルクのように肌理の細かい肌触りなどをご存じで、メープル(カエデ / 楓)一択でお求め頂く方が多い無垢フローリングです。