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2019/11/26 オークの無垢フローリングをヴィンテージ加工

オーク(ホワイト・オーク) 一枚もの 無垢フローリング【ラスティック】無塗装 15×150×1820mmを特注にてヴィンテージ加工を施しております。

 

 

ホワイトオークの無垢フローリングの杢目を見ながら1枚1枚グラインダーを用いてダメージ加工を施していきます。

 

 

ただ単に傷を入れるだけではなく、このホワイトオークの無垢フローリングが丸太から製材されるときにできる帯鋸の跡や、板材を送り出すキャタピラの跡はこんな感じかな…とイメージしたり、本当のヴィンテージ無垢フローリングは糸面のところが摩耗していくため、先ずは綺麗に揃った糸面部分を削ったり、人の靴跡のようなダメージを付けたり…とストーリーを考えながらダメージを加えていきます。

 

 

ホワイトオークの無垢フローリングを削った粉で真っ白。

マスカーで事務所部分と隔離して作業をしましたが…しばらく事務所での打ち合わせは粉だらけで出来ません。

 

 

ダメージ加工が出来たら次は塗装。

先ずは表面に水を塗って導管を広げてから塗装をする「オープンボア」と云うテクニックに金属ワイヤーブラシを用いて簡易の浮造り加工を加え、そこに4色の自然塗料をレイヤーにして塗装。

 

朝から順調に作業が出来て、夕方6時前には138枚加工完了。

「なかな格好良く仕上がったし、本日はここまでで店を閉めようかな」…と思いつつ心の中で、

「これにBRIWAX塗って磨いたら更に格好良いだろうなぁ…」と沸々と欲が出てきて気が付けばコンビニで夕食を買い準備万端、あぁ仕事と云うよりは趣味だな。

 

 

BRIWAXを塗って、あとは乾燥したらタワシで磨きまくると物凄く格好良くなります。

このヴィンテージ加工を施したホワイトオークの無垢フローリングは明日の午前中に三重県に納品予定なので、早朝に出社してタワシで磨くぞ。

この粉塗れの服で帰宅したら怒られるだろうな。

 

しかし自分自身の仕事でこれが自分の真骨頂な気がします。

 

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