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天満宮のクス(てんまんぐうのくす)と呼ばれる広島県尾道市にある尾道市指定天然記念物のクスノキをご紹介致します。
広島県尾道市から愛媛県今治市に続く島々をつなぐしまなみ海道。
この島々には多くの巨樹・巨木が点在しているので、いつの日にか自転車…やっぱりスクーターで巡ってみたいと思っていたのですが、家族旅行斧道中に自動車でさわりの部分まで行く機会があったので、広島県からは2番目の島である因島の巨樹を紹介。
因島の南部、土生港を見下ろす小高い丘の上に古い菅原神社があり、そこに二股に分かれた巨大なクスノキがあります。
現地の看板によると、延喜元年、西暦901年に大宰府へ左遷された菅原道真がこの地に碇泊され、その記念に植えられたモノと言い伝えられているそうで、まぁ額面通りに受け取ると樹齢は1100年を超えているコトになります。
幹囲5.9m、樹高20mで充分巨樹なのですが、実際の樹齢はもう少し若く、この言い伝えは菅原神社の箔をつけるためではないかと疑われています。
しまなみ海道はサイクリストに大人気のスポットなので、ゴールデンウィークも残り僅かですが、そこに巨樹・巨木巡りを追加トッピングしてみては如何でしょうか。
無精者の僕はスクーターあたりが丁度良いですが。
地図
データ
名称:天満宮のクス |
樹種:クスノキ |
撮影日:2016年2月15日 |
所在地:〒722-2324 広島県尾道市因島田熊町1052 |
樹齢:1100年以上 |
サイズ:幹周:5.9m 樹高:20m |
備考:尾道市指定天然記念物 |