フローリングに虫食いが出たときの対処3ステップ

万が一無垢フローリング(複合フローリングにも起こりうる)に虫食い被害が発生してしまった場合、すぐに対処できる3つのステップをご紹介致します。

虫食い被害は誰にでも起こりうる

近年の建築建材は人体に有害なホルムアルデヒドなどの化学物質を極力排除して造られており、人体に優しい建材は虫にとっても優しい環境です。
無垢フローリングに限らず合板フローリングや柱、梁などの木質系建材は基本的に、薬剤を使用した殺虫処理を行わない限り虫食い被害起こりうるものです。

では虫は何処から来るの?

無垢フローリングは含水率(木に含まれる水分)を落とすため加工時に乾燥窯で高温処理が施されているため、薬剤を使用した殺虫処理はされていませんが、生きた虫が混入する可能性は非常に低くなっています。
虫喰い被害は滅多に起こりません(経験的に数千件に1件程度)が、犯人は建築後に外部から入ってきた「ヒラタキクイムシ」が殆どです。

虫食い被害

1.虫食い被害を見つける

もし壁や床、その他木製家具などに針の穴のように小さな穴(直径2mm程度)と、その付近に木くずを見つけたら、上記のイラストのようなヒラタキクイムシの被害です。
ヒラタキクイムシは、体長が3~8mm程度の小さな甲虫で、被害は主に夏~秋に発生します。

虫食い被害の対処に準備するモノは、

  • ノズルの細い殺虫剤(エアゾール)
  • ノズルの細い瞬間接着剤
  • 紙やすり(#240~#360)
  • 元々塗装していた自然塗料

をご準備して下さい。

2.殺虫剤を注入する

ヒラタキクイムシは弱い虫なので、大抵の殺虫剤で簡単に死にます。
穴にノズルを差し込み殺虫剤を注入して下さい。
もし穴がノズルの直径よりも小さい場合は錐などで穴を拡げて、ノズルを奥まで差し込み殺虫剤を注入すると効果的です。

3.穴を塞ぐ

殺虫剤を注入したら次はその穴を塞ぎます。
穴に瞬間接着剤を流し込み、その周りを紙やすりでこすって作った木くずを瞬間接着剤に混ぜてその穴を塞ぎます。

紙やすりでこするときはその1点をこするのではなく、グラデーションになるように広い範囲をこすりましょう。

紙やすりでこすった後は、元々塗装していた塗料を塗って完成です。
このような補修はウレタン塗装品では難しいので、そう云う点から考えても無垢フローリング、複合フローリングはオイル仕上げが無難だと云えるでしょう。

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