チーク ラスティック グレード

どんな仕事に於いても「プロ故のズレ」と云うモノがあるかと思います。

この無垢材の仕事に就いたころは、広葉樹で「節あり」、まして「白太あり」なんて商品価値もなく、まして塗装はウレタン塗装が主流で、オイル仕上げはごく少数の特殊なオーダーでした。
現在ではむしろ節や白太などが含まれた方がより「無垢材らしい」と喜ばれ、ウレタン塗装は不人気で、各種様々なオイル仕上げが主流となっています。

先日、インドネシアのチークを主に取り扱っているフローリング工場に訪れた際に、非常に真面目な工場なので、
「チークはAグレードでなければならない」と云う昔からのイメージが根強く残っており、先ずは節のない綺麗なAグレードでユニを作り、白太はウレタン塗装でチーク色に染色し、更に細かい端材はFJLにしていました。
主な販売先が商社さんのため、そう云う堅実なラインナップになるのでしょうが、結局面白味のないラインナップになってしまい、価格競争せざるを得ない状況に陥っており、何か起死回生の一打を…とのご相談でした。

「チークはAグレードでなければならない」と云う「プロ故のズレ」を脱するコトができれば、例えばこの写真(因みにこの写真はラオス産のチーク)のような節、白太の含まれるチークでも人気商品になるのではないかと思います。

チーク ラスティック グレード

これを細切れにしてFJLを生産しても全然格好良くないですし低価格でなければ売れませんが、この表情で少しサイズの大きなヘリンボーンやパーケットにすれば市場競争力のある商品になるのでは…と提案しましたがどうするかな。

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