ローズウッドとワシントン条約

今年の9月24日から10月4日まで、南アフリカ共和国ハウテン州州都のヨハネスブルグで開催されたワシントン条約第17回締約国会議(CITES COP17)で、一般に「ローズウッド」と呼ばれ取引されているツルサイカチ属(Dalbergia)全種、ブビンガ属(Guibourtia)3種およびプテロカルプス・エリナケウス(Pterocarpus erinaceus)が附属書IIに掲載されることになったそうです。

ローズウッド

附属書IIとは国同士の取り引きを制限しないと、将来、絶滅の危険性が高くなるおそれがある生き物を指し、輸出入には、輸出国の政府が発行する許可書が必要とする規制の対象となります。

今回、ローズウッドと呼ばれるツルサイカチ属(Dalbergia)全種がこの附属書IIに掲載されることにより、無垢フローリングとして影響を受けるのはマルバシタン (Dalbergia latifolia)と呼ばれる インディアン・ローズの実生をインドネシアで育てたローズウッドのソノケリン。

ローズウッド

元々附属書Iに掲載されているブラジリアン・ローズウッド(Dalbergia nigra)は商業のための輸出入は禁止されており、学術的な研究のための輸出入などは、輸出国と輸入国の政府が発行する許可書が必要とする規制を受けていますが、それ以外のローズウッドが全て附属書IIに掲載されることで全体的に価格の上昇は避けられないでしょう。

ローズウッド

特に日本で流通している無垢フローリングとしてのローズウッドはほぼソノケリンのみと云っても過言ではないので、植林材とは云え今後入手困難になる可能性が高い樹種です。

ローズウッドの無垢フローリングをご検討中の方はお早めに。

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