玄人好みのメルバウ

ストレートに「良い無垢フローリングはどれですか?」と尋ねられると、人それぞれ色の好みや、求めている空間のデザインに合うかどうか、ご予算に収まるかどうか…と色々な角度から考えなければいけませんが、実際に無垢フローリングを施工していて感じたのはやはり寸法安定性、施工性の重要さです。

実際に施工し比べてみると同じ形状でも施工しやすい樹種と施工しにくい樹種があり、特に乱尺の施工をする際に寸法安定性の高いチークなどの樹種は素人の方がDIYで施工をしても綺麗に収まりますが、そうではない樹種はどうにも収まりが悪く、本職の床貼職人さんでも難航するような材もあります。

勿論。樹種によって材質としての寸法安定性もありますが、製材工場での乾燥や機械の精度、養生期間、積み方などでも製品としてのクオリティが大きく変わってきます。

そんな経験を基に「良い無垢フローリングはどれですか?」に対して答えるならば、寸法安定性の高いメルバウがオススメです。

一般的に『メルバウ』と云う樹種の知名度が低いため、その良さが語られるコトはあまりありませんが、寸法安定性に於いては抜群の精度を誇る樹種で、玄人好みな無垢フローリングと云えます。

産地は主にインドネシアで生産されており日本ではあまり知られておりませんが、オーストラリアでは非常に人気の高い無垢フローリングだと云われています。
見た目はラワン系のあまり杢目がなくザラザラとした印象ですが、実際にはミャンマーチークにも似た上品な色調で、土足での使用にも充分に耐えうる頑丈さを併せ持っています。
また色調も比較的整っており、節や白太がないためシンプルでクセのない無垢フローリングをお探しの方にピッタリです。

またメルバウは非常に大径木なので、幅広一枚ものの無垢フローリングの中では比較的安価に生産されておりコストパフォーマンスにも優れています。

このメルバウの良さは敷き並べると魅力が伝わるのですが、カットサンプルではなかなかイメージが掴みづらく、特に無垢フローリングの販売ではオーク(ナラ)やパイン、チークと云った名前が有名な樹種の方が売れやすい傾向にあるため、無名な上にカットサンプルでは魅力が伝わりにくいため、メルバウは知る人ぞ知る良材なのです。

標準のラインナップにはまだ入れておりませんがご相談下さいね。

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エコロキアブログに登場する樹種

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