ジャングルから原木を伐採する

インドネシアの工場の方がジャングルから原木を伐採する様子を写真と動画で送ってくれたのでご紹介。

樹種はマニルカラ属のクメアと云う樹種で、インドネシアを中心にラオス、タイなどの熱帯雨林地域に自生しており、南米のアマゾンジャラ(マサランドゥーバ)と同種です。
杢目がまっすぐで肌理が細かく、赤味を帯びた高級感のある表情で、ウッドデッキに使用できるほどの頑丈さ、ポリフェノールを含んでおり、腐食菌やシロアリなどの虫害に対しても強く非常に優れた樹種のひとつです。
その昔、これで無垢フローリングを生産して販売しておりましたが、日本の住居で使用するには固すぎるためあまり受け入れられず廃盤となってしまいました。

ジャングルでウッドデッキの原木マニルカラを伐採

僕は上記の写真のようなフリッチにした状態でフローリング工場に運び込まれたところから、無垢フローリングなどに製材し輸入する仕事なので、それ以前のところはなかなか拝見する機会がありません。
よく現地の工場の方たちに『一緒にジャングルに行かないか』とお誘い頂き、毎度行きたい気持ちはあるのですが虫が怖くて…。

ジャングルでウッドデッキの原木マニルカラを伐採

ジャングルでウッドデッキの原木マニルカラを伐採

場所はインドネシアのスラウェシ島らしく、この写真のもっと奥地でフリッチに加工して、河川沿いに下ろしてくるそうです。
日本人の木材業界の先輩方によく聞く話ですが、原木の買い付けはこんな感じのところに何週間もいるそうで、数日間のボーイスカウトのキャンプ生活でも根を上げてしまうので、そちらの仕事に就かなくて良かったと思います。

ホームセンターなどで気軽に売られているのような材木でも、何十年、何百年の年月をかけて成長し、このように山奥から伐採されて、運ばれ、製材され、日本に送ってきているのだと思うと、ビックリするほど低価格で売られているものです。
天然資源ですので、無駄のないように、あまり捨てないように施工して下さいね。

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