無垢フローリングと調湿対策のポイント

無垢フローリングを施工する上で、美しく、シッカリとした踏み心地、そして四季を通じて無垢フローリングの伸縮に対応するために最も重要な点は下地です。

新築物件やスケルトンでリノベーションする現場であればそれに対応した下地作りが可能でしょうが、リフォームの場合、既存床を残す場合や、遮音、床暖房などの制約がある場合など下地を作ることができない現場は要注意です。

また現場の立地状況によっても注意が必要で、

  • 新築(ベタ基礎工事)戸建ての1階。
  • 新築RC(鉄筋コンクリート)造住宅。
  • 川や海のそば。
  • 山の斜面を削った造成地の住宅。
  • 地下室の施工。

上記以外でも通常よりも湿度が高そうな施工現場は調湿対策に注意して下さい。

先ずは基礎的な調湿対策としては、最低限で下地合板には12mm厚以上(上記の写真は9mm厚ですが…)の特類耐水合板を使用して下さい。
少し湿度が高そうな施工現場の場合はそれに加えて、

  • 根太と下地合板の間に防湿シート(0.1mm以上)を挟む。
  • 可能ならば根太間にシリカゲルやゼオライトなどの調湿材を撒く。
  • 室内壁に珪藻土や漆喰など調湿効果のある壁面材を使用する。
  • フローリングをウレタン樹脂で6面塗装して呼吸を止める。

ゼオライト

日本には四季があり、更に近年ゲリラ豪雨など東南アジアのような気候もしばしばあるため、以前にも増して湿度対策が重要となってきています。
無垢フローリングが暴れないようにするためにも、年間を通じて室内で極端な湿度変化が起こらないようににご注意下さいを。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう