既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工するには

工務店様より戸建てリフォームで既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを直接施工したいとのコトで現場確認に行ってきました。

理想を云えば、既存フローリングを撤去して、下地を組み直し水平を出してから無垢フローリングを施工して頂いた方が良いのですが、ご予算、工期などの関係もあり、既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工するコトは結構あります。

既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工する方法

今回の場合は戸建てなので「遮音」に気を遣う必要がない分、問題は少ないのですが、既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工する場合に注意しなければならない点が“接着剤”です。

既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工する方法

殆どの合板フローリングには剥離防止のためにウレタン塗装が施されており、更にメンテナンスで樹脂ワックスが施されている場合があります。
そのため一般的に無垢フローリングの施工で使用するウレタンボンドの接着不良が起こり、床鳴りの原因となります。

ご予算と高さに問題がなければ薄ベニアを敷き詰めてビス留めした上に無垢フローリングの施工をした方が無難ですが、それが出来ない場合、せめてワックス剥離剤で表面のワックスを除去してから施工をしましょう。

また接着剤が本来の性能を発揮できない可能性が高いため、暴れやすい樹種、例えばオーク(ナラ / 楢)やロックファ / アジアン・ウォルナットなどの無垢フローリングは避けて、寸法安定性の高い樹種を選んだ方が良いでしょう。

既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工する方法

今回の現場では寸法安定性に優れたインドネシアチークをご採用頂いておりましたので膨張・収縮によるトラブルは起こりにくいので安心です。
そして釘も保持力の高い又釘などがオススメで、今回の現場では釘ではなくビスを使用して接着剤が付きにくい分を補うようにして頂きました。

既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工する方法

マンションで既存の合板フローリングの上に無垢フローリングを施工する場合は前述したように「遮音」と云う大きな問題があるので、釘・ビスなどを打ち込めないため、更に難易度が上がります。
またいつかマンションでご相談を受けた際にでもこのブログであらためてご説明したいと思います。

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エコロキアブログに登場する樹種

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