ウリンのウッドデッキ

先日、ケランジの樹種について加筆致しましたので、本日はウッドデッキに使用するウリンと云う樹種について加筆致します。

ウリンとはフィリピン、インドネシア、マレーシアに分布するクスノキ科の常緑広葉樹で、別名で「ビリアン」、英名は「ボルネオ・アイアンウッド」と呼ばれ、その名が示す通り非常に強い木材です。

ウリン

色合いはミャンマーチークにも似ており、黄褐色から赤褐色で、微量に淡い帯緑色を伴い、経年により美しい濃褐色に変化します。

ウリンは数あるハードウッドのウッドデッキ中で最も有名で、双璧をなすイペと比較して東南アジアから輸入されているため(イペは南米から)供給も安定していると云えますが、価格の面では最高級クラスのウッドデッキです。

しかし裏技で長尺を使用せず、短尺(1500mm)で設計をすれば意外と安価に供給するコトが可能です。

ウリン

その耐久性は木材の中でも世界一と云われており屋外で30年以上使用が可能で、海中でも腐りにくく使用できるため、海岸線のウォークデッキや桟橋などでも重宝されています。

また樹液には天然のポリフェノール(抗酸化化合物)を約14%含んでいるため、バクテリアの繁殖を抑え、防腐性に優れており、シロアリやフナクイ虫など虫害に対する強い耐久性にも優れています。

但し、そのポリフェノールを含んだ樹液が施工後、雨で染み出して(結構ビックリするほど出ます)、束石やコンクリートに赤黒く付着するのでカーポート上での使用などには注意が必要です。
もし樹液が付着した場合は塩素系洗剤で洗浄して下さいね。

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エコロキアブログに登場する樹種

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