太山寺の原生林

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太山寺の原生林(たいざんじのげんせいりん)と呼ばれる兵庫県神戸市西区にある兵庫県指定天然記念物の原生林をご紹介致します。

2017年最初の「あなたの街の大きな木」のコーナー。
様々な巨樹巨木を探して各地を訪れておりますが、情報収集に使っている書籍の中で最も古い本が『神戸の名木』と云う神戸緑化協会が編集をした本。
昭和40年11月20日発行なので今から約50年前の本。
当時の定価は1,600円、物価から考えると、現在なら凡そ4,000円近い価格な上、非常にマニアックな本。

残念ながらその本に掲載されている巨樹巨木で、現在は全く無くなっているモノも多いのですが、今回ご紹介する太山寺の原生林はその当時の姿のまま。

太山寺の原生林

国指定重要文化財の仁王門をくぐり、すぐ右手側に県指定有形文化財の三重塔があり、本堂は国宝に指定されています。
多分、僕を含めて多くの神戸の人も本堂が神戸市内で唯一の国宝建造物で、その他多数の国指定重要文化財が所蔵されているとは気づいていないかも。

太山寺の原生林

文化財にはわき目も触れず、目指すは原生林。

太山寺の原生林

原生林は伊川の源流渓谷を挟んで、暖帯常緑広葉樹林と落葉樹林の混生林となっており、その広さは10.95haとなっています。

太山寺の原生林

主にシイノキ、カシを中心に約160種類の植物が自生しており、その歴史は縄文時代からと云われているので、少なくとも2300年以上の歴史のある原生林です。

太山寺の原生林

鬱蒼と茂る原生林はこれから先も姿を変えず残って欲しいものです。
因みにこちらの太山寺は地元では紅葉の名所としても親しまれており、昨年は何かとバタバタして紅葉を愛でる機会もなかったのですが、唯一この年末に紅葉を見るコトができました。

太山寺の原生林

地図

データ

名称:太山寺の原生林
樹種:シイノキ、カシ等
撮影日:2016年12月24日
所在地:〒651-2108 兵庫県神戸市西区伊川谷町前開22
樹齢:---
面積:109,500m²
備考:兵庫県指定天然記念物

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