雀の松原のクロマツ

写真

雀の松原のクロマツ(すずめのまつばらのくろまつ)と呼ばれる兵庫県神戸市にある神戸市民の木のクロマツをご紹介致します。

阪神魚崎駅から西へ200m程行った小さな公園内にあるそれほど大きくもないクロマツ。

雀の松原のクロマツ

神戸市のホームページで住所を調べると魚崎西町4-276 魚崎西町市民公園内と云う地番表記のためナビでは行けず、このすぐ北側に魚崎西町公園と云うグランドがあり混同しますが、ちょうどこのぐらいの分かりにくさ加減がオリエンテーリングのようで楽しめます。
『神戸 市民の木/森』の多くは社寺仏閣や公園内にありますが、それに比べて『ひょうごの巨樹・巨木100選』は「〇〇山山中、海抜720m付近」…と難易度が高そう。

雀の松原のクロマツ

このクロマツの前にある石碑の正面には「竹ならぬかげも雀のやどりとは、いつなりにけん松原の跡、中納言公尹卿」、右側にある小さな石碑の正面には「雀松原遺址、杖とめて千代の古塚とへよかし是や昔の雀松原、平安山田寿房」、そして裏面には「地主松尾仁兵衛」と刻まれています。
現在の魚崎からはなかなか想像しがたいですがこのあたりはかつて大きな松林があり景勝地として有名だったとのコト。

雀の松原のクロマツ

「平家物語」や「太平記」、「源平盛衰記」などにもこの松原の景勝地に関する記述があるそうで、その名残りがこの雀の松原のクロマツだそうで、見た目の派手さはありませんが由緒正しい歴史あるクロマツです。

雀の松原のクロマツ

魚崎西町市民公園内…とホームページなどに記載されていますがwikipediaには児童公園「魚崎西町ちびっこ広場」となっており、平日の午前中、赤ちゃんを連れた奥様が木の写真を撮っている僕が不思議だったようで、「ココってそんなに有名なところなのですか?」と尋ねられ、事情を説明すると普段から訪れている小さな公園にそんな歴史があるなんて…と感慨深げでした。
確かに意外と身近にある公園や社寺仏閣に数百年以上の歴史を知る木があり、僕たちの時代が過ぎて数百年先にもココに変わらずあるのだろうなぁと考えると何だか不思議な感じがしてますね。

地図

データ

名称:雀の松原のクロマツ
樹種:マツ科マツ属クロマツ種
撮影日:2015年5月26日
所在地:〒658-0026 兵庫県神戸市東灘区魚崎西町4丁目3
樹齢:---
サイズ:幹周:1.7m 樹高:12.0m
備考:神戸市民の木

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