戒長寺のお葉つきイチョウ

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戒長寺のお葉つきイチョウ(かいちょうじのおはつきいちょう)と呼ばれる奈良県宇陀市にある奈良県指定天然記念物のイチョウをご紹介致します。

以前ご紹介した「戒場神社のホオノキの巨樹」のほんの20mほど手前に「戒長寺のお葉つきイチョウ」と呼ばれる奈良県指定天然記念物のイチョウがあります。

戒長寺のお葉つきイチョウ

環境省巨樹巨木林のデータベースによると幹周は4.2m、樹高は15mとなっておりますが、看板には30mと記載されています。どちらが正しいのかは分かりませんが、山門の高さが3m程なので全体としては20m前後かなと思います。

戒長寺のお葉つきイチョウ

因みにお葉つきイチョウとはイチョウの変種で、イチョウの実である銀杏が葉の上に実を結ぶイチョウのコトを指し、現在全国に約20本程度しかないと云われる希少な種類で、以前にご紹介した「中山寺奥之院のオハツキイチョウ」もまたお葉つきイチョウです。

戒長寺のお葉つきイチョウ

この戒長寺の鎮守社として創建された戒場神社と境内を共にしており、明治新政府により発布された「神仏判然令」により神道、神様、神社と仏教、仏様、お寺が区別されましたが、廃仏毀釈されずその影響を受けなかった希少な存在とも云えるスポットで、寺伝では聖徳太子が建立し、後に弘法大師が修業したとも云われています。
また重要文化財に指定されている鐘身に十二神将像を刻んだ梵鐘や、奈良県指定文化財の木造薬師如来及両脇侍像と木造薬師如来坐像もあり見どころ満載なのですが。残念ながら訪れる方も少なく現在では石畳の階段も雑木が生い茂りひっそりとした状態です。

戒長寺のお葉つきイチョウ

この記事を機会に訪問者数が増えて、参道などが綺麗に整備されればと願います。

地図

データ

名称:戒長寺のお葉つきイチョウ
樹種:イチョウ科イチョウ属
撮影日:2015年4月27日
所在地:〒633-0201 奈良県宇陀市榛原戒場386
樹齢:300年以上
サイズ:幹周:4.2m 樹高:15m
備考:奈良県指定天然記念物

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