平松のウツクシマツ自生地

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平松のウツクシマツ自生地(ひらまつのうつくしまつじせいち)と呼ばれる滋賀県湖南市にある国指定天然記念物のマツの自生地をご紹介致します。

今まで巨樹・巨木などを求めて各地に赴いていましたが、今回は「自生地」と云うモノ。
「自生地」とは、『ある植物が、自然に生えている土地。』とのコトですが、松が自然に生えているってコトが国指定天然記念物に指定されるほど珍しいとは。

流石、国指定天然記念物になると看板もあるし、カーナビにだって収録されているので探し回る手間がなくてありがたい。

平松のウツクシマツ自生地

今までは1本の大きな木を撮れば良かったのですが、なにぶん今回のウツクシマツ自生地は標高226.6mのその名も「美松山(びしょうざん)」に自生するアカマツの変種で一帯に約200本と大量。
そんなワケで美松山をパノラマ撮影。

平松のウツクシマツ自生地

生憎の天気だったので鮮やかな雰囲気はお届けできませんが、見渡す限り松だらけ。

平松のウツクシマツ自生地

このウツクシマツ自生地には言い伝えがあり、今から千年も昔、平安時代に病弱だった藤原頼平(ふじわらよりひら)がこの平松の地に家を建てて静養していたときのこと、山の中から美少女がいっぱい現れて、京都の松尾明神(まつおみょうじん)から悶々としている頼平を励ましてこいと命を受けたと云って歌って、踊ってくれたそうです。
あまりの感動に感涙してハッと気づくと美少女たちの姿はなく美しい松に変わったというお話。
現代的に考えるとアレな話ですが、平安時代では美談なのでしょう。

ウツクシマツはアカマツの変種で、根元から多数の幹がほうき状に分かれるコトが特徴でいろいろなタイプがあるそうです。

平松のウツクシマツ自生地

樹齢200~300年のモノもあれば、まだ若木のウツクシマツもあり、約200本が自生しているそうです。

平松のウツクシマツ自生地

時間も遅かったので折角撮ったのにあまり見えなくて恐縮です。

平松のウツクシマツ自生地

当日は周辺に誰もおらず、国指定天然記念物とは云え観光客はなかなか来ないのでしょうね。
まぁ社寺仏閣内にあって人が多くて拝観料まで必要なモノに比べると僕にとってはコチラの方が好都合。

地図

データ

名称:平松のウツクシマツ自生地
樹種:マツ科マツ属アカマツ種
撮影日:2016年5月16日
所在地:〒520-3232 滋賀県湖南市平松541
樹齢:200~300年
サイズ:幹周:--- 樹高:---
備考:国指定天然記念物

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